【事例紹介】リハビリツーリズム(スマートミラー × リハビリ × 京都町家)

【事例紹介】リハビリツーリズム(スマートミラー × リハビリ × 京都町家)

 「旅の窓 in MACHIYA」プロジェクトにてスマートホームミラーを活用


株式会社REHA・ツーリズム(以下、REHA・ツーリズム)は、健康不安や障害を持たれた方が、旅行に出て楽しくリハビリを行うことを目的とした取り組みとして、旅とテクノロジーを組み合わせた“リハビリツーリズム”のプロジェクトを推進されています。
当社のスマートホームミラーは、より楽しく効果的なリハビリを実現するテクノロジーのひとつとしてご採用いただきました。

 

「旅の窓 in MACHIYA」プロジェクトとは

「旅の窓 in MACHIYA」プロジェクトとは、京都の町家にスマートホームミラーを設置し、旅行というリフレッシュした場所でミラーを使ったリハビリ体験をしていただくプロジェクトです。

  


REHA・ツーリズムでは、社長ご本人の脳梗塞とその後のリハビリ生活のご経験から、
 ・継続的なリハビリ先を見つけることが困難である場合が少なくないこと
 ・自分自身や家族も疲弊してしまうため環境やモチベーションが必要であること
の課題を実感し、「脳血管疾患を発症して障がいが残り健康不安を抱えるご本人そしてご家族の方々も、リハビリを兼ねて旅に出てリフレッシュしてほしい。」という思いで取り組みを進めておられます。
 

◆スマートミラーを使ったリハビリ体験「旅の窓」に含まれるコンテンツ


※下記は予定しているコンテンツです。

・観光体験
京の庭園のライブ動画、観光案内、お食事処案内、カルチャー体験案内など

・リハビリテーション
自主リハビリ動画(株式会社ワイズ/脳梗塞リハビリセンター運営が提供)
身体リハビリ動画 、言語リハビリ動画など

 

◆町家で体験できること


・脳梗塞リハビリセンターの言語聴覚士によるオンラインリハビリサービス(有料)
1回約60分のオンラインリハビリを町家で受けることができます。町家でリラックスしながら、オンラインリハビリを試してみる、または継続中のリハビリを旅中でも継続させる、など活用ができます。滞在中に複数回、ご利用いただいても構いません。

・ハートセラピー(有料)
産業カウンセラー資格、リメディアルセラピストを保有しているカウンセラーによるオンラインセラピー。旅は自分と向き合う機会。日常から離れた旅先でカウンセラーにモヤモヤしている想いや悩みを聞いてもらうことで、本当の課題に気づいたり、次の一歩を踏み出す助けになります。
 

クラウドファンディングの取り組み


ただいま本プロジェクト実現のため、REHA・ツーリズムではクラウドファンディングを実施しております。
詳しくは下記URLよりご確認ください。

~脳梗塞になったエンジニアのチャレンジ~
京都町家xテクノロジーでリハビリツーリズムの価値を広めたい!
https://www.zenes.jp/projects/rehat-tourism

 
『 スマートミラー × リハビリ 』 インタビュー(REHA・ツーリズム 中田秀貴社長)

 

REHA・ツーリズム 中田秀貴社長
 

スマートミラーは、新しい住まいの設備として広がりつつある「インターネットにつながった鏡」です。一見すると鏡なのですが、その鏡の中に画面を映し出し、インターネットのページや動画を楽しむことができたり、カメラも内蔵されていてこちらの様子を届けることもできます。

鏡でもあり、大きなスマートフォンでもあるということなのですが、「鏡をみながらインターネットで何かを見たいときってあるの?」と思われるかもしれません。ところが、これがリハビリの場面では大活躍するのです。

言葉を話すことが困難な方は療法士とオンラインでリハビリを行うことが多くなっています。従来使用しているパソコンやスマートフォンですと、療法士の話している口の様子は画面でよく見えるのですが、肝心の自分自身の口の様子をしっかりと見ることができません。
横に鏡を置くこともできるのですが、今度は療法士の様子を見ることができなくなったり、療法士に自分が話している様子をカメラで届けることができなくなってしまいます。

スマートミラーを使うと大きな鏡で自分の口の動きを確かめながら、その鏡のなかに療法士の様子を見ることが自然な形でできるため、リハビリの効果を大きく高めることができます。

日本ではまだまだ認知が低いこのスマートミラー、持ち運びができるのでどんな場所でも利用が可能でリハビリが継続できます。町家にスマートミラーを設置することで、旅先というリラックスした環境で取り入れて、その後のリハビリ方法を変えるきっかけになればと考えました。


 本プロジェクトの詳細については、下記URLからお問い合わせください。

REHA・ツーリズム WEBサイト   : https://rehat.net/
プロジェクト詳細          : https://www.zenes.jp/projects/rehat-tourism
 
 
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