報道関係各位
GMO クラウド、日栄インテック、中国のShenzhen Atte Smart Tech
IoT を活用したスマートホーム事業における、製品の企画開発・製造・販売展開で協業
GMO インターネットグループのGMO クラウド株式会社(代表取締役社⻑:⻘⼭ 満 以下、GMO クラウド)と、日栄インテック株式会社(代表取締役:高橋 善晴 以下、日栄インテック)ならびに、中国O-film グループのShenzhen Atte Smart Tech Co.,Ltd.(代表:沈澈 以下、Atte)の3 社は、本日2018 年3 月8 日(木)に、スマートホーム事業領域における製品・サービスの企画開発、製造、販売展開で協業することに合意いたしました。
本協業において、GMO クラウドは、企業のIoT ビジネス化をサポートする「IoT の窓口 byGMO」を通じて、クラウド環境・セキュリティ技術の提供と、スマートホーム製品の企画開発・サービス化を担います。日栄インテックは日本市場におけるスマートホーム製品の販売・サポートを、Atte はスマートホーム製品の研究開発と製造、中国における製品の販売をそれぞれ担います。3 社は各々の強みを活かし協業することで、まずは日中のスマートホーム市場の拡大を図ってまいります。
【協業の背景】
昨今、様々なモノをインターネットにつなぐIoT 技術が発展し、IoT 製品を使ってサービスを提供する“モノのサービス化”が、世界的に多様な分野で進んでいます。中でも、AV 機器をはじめ、生活家電や照明、鍵やカーテンに至るまで、家庭内の様々なモノをインターネットにつなぐことで、安心・快適な住環境を実現する“スマートホーム”分野は、IT 企業や住宅・家電メーカーを中心に参入が相次ぎ成⻑が加速しています。
こうした中、日本においては、音楽の再生やニュースの読み上げ、家電の操作などを音声で実⾏できる、IoTとAI(人工知能)を活用した「スマートスピーカー」が注目を集めているものの、その他のスマートホーム製品の誕生や、一般家庭への普及はそれほど進んでいないのが現状です。
その背景には、日本固有の通信規格や、ネットワーク上のセキュリティ認証、プライバシーとデータ活用ルールの整備といった課題があることから、経済産業省においても、スマートホーム分野における新たなビジネスの創出を目指し、スマートホームに関するデータ活用の環境整備について検討・検証が進められています(※)。
そこでこの度、「IoT の窓口 byGMO」を通じて企業のIoT ビジネス化をサポートするGMO クラウドと、配管⽀持⾦具・省⼒・省エネ環境製品等の日本国内の販売網を有する日栄インテック、中国でスマートホーム製品等の企画開発・製造・販売を手掛けるAtte の3 社は、各社のノウハウを活かし、日本および中国でのスマートホーム製品・サービスの市場拡大を図るべく、スマートホーム事業における企画開発、製造、販売展開で協業することといたしました。
(※)参考:経済産業省 平成29 年5月「スマートホーム検討資料」
http://www.meti.go.jp/press/2017/05/20170523004/20170523004-1.pdf
【協業の概要】
GMO クラウド、日栄インテック、Atte の3 社は、スマートホーム事業において、以下の領域で各社の強み・ネットワークを活かし協業を進めてまいります。
具体的には、ミラー(鏡)上で天気やSNS の閲覧、ヘルスチェックができる「スマートミラー」や、スマートフォンを通じて、家族や友人と家の鍵を一定期間シェアできる「スマートロック」をはじめ、安心で快適な暮らしをサポートするスマートホーム製品の企画開発・製造・販売を⾏っていく予定です。また日本・中国を⽪切りに、Atte を通じて、北⽶や欧州への販売展開も視野に入れてまいります。
<各社の領域>
■GMO クラウド「IoT の窓口 byGMO」 クラウド環境およびセキュリティ技術の提供、コンサルティングから企画開発・サービス化 ■日栄インテック 日本市場におけるスマートホーム製品の総販売代理店、日本向け認証の取得、メンテナンスサービス ■Shenzhen Atte Smart Tech スマートホーム製品の研究・企画開発、製造、中国市場における販売 |
【GMO クラウド株式会社について】
1996 年のサービス開始以来、ホスティング事業者として13 万を超える法人のお客様のサーバー運用実績と国内およそ6,500 社の販売代理店を有しています。2011 年2 月にクラウドソリューション「GMO クラウド」を⽴ち上げクラウドサービス事業に本格的に参入して以降、クラウド事業に主軸を置いて国内のみならず世界へ向けてサービスを展開し、グローバル企業を含む多くの企業に最適なIT インフラを提供しております。
また、2007 年より「GlobalSign」の電子認証サービスを連結会社のGMO グローバルサイン株式会社を中心にベルギー、英国、⽶国、中国、シンガポール、フィリピン、インド、ロシア、ドバイの拠点よりグローバルに展開しております。
さらに、2017 年からはIoT 事業を開始し、⾃動⾞向けIoT ソリューションの開発や、無料コンサルティングでIoT ビジネスの実現を⽀援する「IoT の窓口 byGMO」を提供しています。
■「IoT の窓口 byGMO」について(URL:https://www.iotnomadoguchi.com/)
「IoT の窓口 byGMO」は、GMO クラウドのIoT コンサルタントが企業の課題を無料でヒアリングし、構想から企画・開発、導入段階の実証実験、サービス化まで、ひとつの窓口でサポートするサービスです。GMOクラウドが20 年以上にわたって運用してきたクラウド・ホスティングの提供をはじめ、セキュリティ、アプリケーション構築、IoT ソリューションの導入など、パートナー企業と共同で対応することで、企業のIoT ビジネス化をトータルで⽀援いたします。
今後はこの度の協業をきっかけに、スマートホーム製品のみならず、「これからの暮らしを豊かにする」というコンセプトのもと、IoT およびAI 技術を活用した安心・便利なサービスの開発・提供を目指してまいります。
【日栄インテック株式会社について】(URL: https://www.nichieiintec.jp/)
日栄インテックは、1978 年に設⽴し、主⼒の配管⽀持⾦具では独⾃の商品開発⼒と高品質・高精度の製品づくりで、建築業界のスタンダード製品を作り上げてきました。⽴体駐⾞場は、昇降式では業界トップシェアを誇り、製造、販売、施工、保守に至るまで対応。また、その技術&開発⼒により、太陽光発電設備のパネル架台・⾦具の設計開発、製造、販売、施工まで⾏っています。さらに、⾃動認識装置、LED 照明、制御システムを開発・製造するとともに、お客様のニーズに合ったカスタムメイドのシステムを提案しています。既存事業の確かな信頼を軸に新たな事業領域にも挑戦し、植物工場事業や生鮮倉庫事業などを展開。「製造業」から「創造業」への転換を目指すべく、設⽴40 年目の2018 年よりIoT スマートホーム事業へ参入しました。
【Shenzhen Atte Smart Tech Co.,Ltd.について】
(サービスサイトURL: http://www.anthouse.com.cn/)
Shenzhen Atte Smart Tech Co.,Ltd.(深圳市艾特智能科技有限公司)は、タッチパネルの研究開発・製造販売で世界トップクラスのシェアを誇る、中国の情報機器部品メーカーO-film(深圳欧菲光科技股份有限公司Shenzhen O-film Tech Co.,Ltd.)のグループ会社です。2015 年に設⽴して以来、スマートホーム製品の企画・開発をはじめ、AI・ロボットの開発および製造を担っており、中国における有数のIoT リーディングカンパニーとなっています。強⼒な研究開発チームによるソフトウェアからハードウェアまでの⾃社開発をはじめ、スマートホーム、スマートホテル、サービスロボット等のサービス展開と中国国内の販売チャネルおよびネットワークを確⽴しています。「あらゆるモノは、簡単にコントロール、簡単に相互通信、優れたユーザービリティ」をコンセプトに、すべての家族がスマートホームによる素晴らしい体験ができることを目指しています。
【GMO クラウド株式会社】 (URL:http://ir.gmocloud.com/)
会 社 名 | GMO クラウド株式会社(東証第一部 証券コード:3788) |
所 在 地 | 東京都渋谷区桜丘町26 番1 号 セルリアンタワー |
代 表 者 | 代表取締役社⻑ ⻘⼭ 満 |
事 業 内 容 | ■クラウド・ホスティング事業 ■セキュリティ事業 ■ソリューション事業 |
資 本 ⾦ | 9 億1,690 万円 |
【日栄インテック株式会社】 (URL:https://www.nichieiintec.jp/)
会 社 名 | 日栄インテック株式会社 |
所 在 地 | 〒116-0011 東京都荒川区⻄尾久7-34-10 |
代 表 者 | 代表取締役 高橋 善晴 |
事 業 内 容 | ■配管・電設資材の製造/販売 ■⽴体駐⾞場装置の製造/販売 ■太陽光発電システムの製造/販売 ■⾃動認識装置・LED 照明・制御システムの製造/販売 ■植物工場・生鮮倉庫の製造/販売 |
資 本 ⾦ | 資本⾦ 12 億円(資本合計) |
【GMO インターネット株式会社】 (URL:http://www.gmo.jp/)
会 社 名 | GMO インターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449) |
所 在 地 | 東京都渋谷区桜丘町26 番1 号 セルリアンタワー |
代 表 者 | 代表取締役会⻑兼社⻑・グループ代表 熊谷 正寿 |
事 業 内 容 | ■インターネットインフラ事業 ■インターネット広告・メディア事業 ■インターネット⾦融事業 ■仮想通貨事業 |
資 本 ⾦ | 資本⾦ 50 億円 |
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
Copyright (C) 2018 GMO CLOUD K. K. All Rights Reserved.